リスキリングサービス比較アイキャッチ
  • 公開:2025年2月6日
  • 更新:2025年2月18日

リスキリングサービス比較!おすすめ6選の特徴や選び方を紹介

近年、急速に進化するテクノロジーや市場の変化に対応するため、企業や個人がリスキリングに取り組むようになっています。

新しいスキルを身につけると市場での競争力が高まる他、キャリアの可能性も広がるのでチェックしてみましょう。

とはいえ、ひとりでリスキリングを完走するのは難しいもの。

リスキリングサービスを使って体系的に学べば、時間の効率よくスキルアップできます。

どのリスキリングサービスを利用しようか悩んでいる方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

リスキリングサービスの選び方

リスキリングサービスの選び方

この章では、さまざまなリスキリングサービスの中から特におすすめの6つを厳選し、それぞれの特徴や強みを紹介します。

サービスを選ぶ際のポイントや失敗しないための選び方についても詳しく解説しているので、ご参考ください。

以下で詳しく解説します。

学びたいスキルや分野に対応しているか

まず最初に、自分がどの分野でスキルアップしたいのかを明確にしておきましょう。

例えば、ITスキルを習得したいのか、マーケティングやデザインといったクリエイティブ系のスキルを磨きたいのかによって、受講するべきプログラムは変わります。

ITスキルを習得したいのにプログラミングやエンジニアリングに対応していないリスキリングサービスを選んでしまっては、目的も達成されません。

おすすめの資格や受講までの流れはこちらの記事で解説しています。

吹き出しアイコン

リスキリングサービスにはそれぞれ特化した分野があるため、自分の学びたい分野に強みを持っているサービスを選ぶのが近道です。

学習スタイルに合わせたカリキュラムか

次に、従業員のライフスタイルや理想的な学習スタイルに合ったカリキュラムを提供しているか確認しましょう。

自由に学習を進められるオンラインコースや、スケジュールに合わせて学習進度を調整できるサービスであれば、フレキシブルに活用できます。

反対に、毎週一定の曜日・時間に合わせて講義をしてくれるサービスであれば、ペース配分を気にすることなく学べます。

また、短期間で集中的に学びたい場合やオフラインでの学習を重視する場合は、対面式の研修やブートキャンプ型のサービスも選択肢となります。

どれだけの時間を学習に充てられるのか、またどのようなペースで進めたいのかを考え、それに合ったプログラムを選ぶことが重要です。

サポート体制やフィードバックがあるか

リスキリングは、個人がひとりでコツコツと学習を進めるだけでなく、困ったときにサポートを受けることも大切です。

自己学習が進まない時期や難しい課題に直面した場合、どのようなサポートを受けられるのかチェックしておきましょう。

例えば、メンターによる個別指導や質問に迅速に対応してくれるオンラインサポートがあると、学習を続けやすくなります。

また、進捗状況をチェックしてフィードバックをもらえることも、モチベーションを維持するために有効です。

学習過程でのサポートや受講後の経過観察サポートをもらえるかどうかも、サービスを選ぶ際に確認しておきましょう。

コストパフォーマンスが高いか

リスキリングサービスには、無料で提供されるものから高額なプログラムまでさまざまな価格帯があります。

高額なサービスが必ずしも優れているわけではありません。

得られるスキルや知識とその費用が釣り合っているか、しっかりとシミュレーションしておきましょう。

また、月額なのか年額なのか、人数によって変動するのか固定なのか、など料金プランを確認することも大切です。

補助金や助成金の出るリスキリングサービスもありますので、確認してみましょう。

評判や実績が高いか

実際にそのサービスを利用した人々のレビューや評価を参考にすると、サービスの質を見極めやすくなります。

導入企業数などの実績や、どのような会社でどんな使い方をされているのかなどの事例も参考にすれば、シミュレーションしやすくなります。

吹き出しアイコン

サービスの運営元がどれだけの実績を持っているか、業界での評価などもチェックしておくと良いでしょう。

その他、実際にどれだけのスキルが身につくのか計画を立ててもらい、そのときの対応次第で選ぶ方法もあります。

「百聞は一見に如かず」を意識し、参考となる口コミと自社での判断をどちらもバランスよく重視しましょう。

リスキリングサービス6選を比較

ここでは、おすすめのリスキリングサービスを比較しながら解説します。

吹き出しアイコン

以下でそれぞれの特徴や料金を解説するので、ご参考ください。

DX人材育成研修プログラム

DX人材育成研修プログラムは、Showcase Capital(ショーケースキャピタル)が企業や従業員がデジタルトランスフォーメーション(DX)を効果的に進めるためのトレーニングプログラムを提供している会社です。

サービス名Showcase Capital(ショーケースキャピタル)
提供プログラム
・iPaaS DX研修
・ChatGPT研修
・デジタルマーケティング講座
・SNS運用講座
・DX基礎講座 など
料金31.9万円~/人
研修プランのカスタマイズ
研修後のフォローあり
開発・運用支援あり

初心者向けのDX研修はもちろん、ChatGPTなど具体的なツールを使いこなすための研修プログラムが充実しているのがポイント。

吹き出しアイコン

その他、DX戦略の立案・DX人材の育成・最新のDX事例研究など、多彩な研修が可能です。

自社のニーズに合わせて研修プログラムを個別にカスタマイズできる柔軟性もあり、個別最適化された研修にしたいときに向いています。

なお、実際の業務に即したシナリオを使ってワークショップをしたり、すべての研修をオンライン(eラーニング型)で提供してもらったりすることもできます。

開発・運用の支援も行っており、補助金の申請や研修実施後のサポートも整っていることから、トータルコーディネートしてもらいやすいサービスと言えるでしょう。

Cloud Campus(クラウドキャンパス)

Cloud Campus(クラウドキャンパス)はeラーニングシステムを活用した研修プログラムを提供する会社であり、オンライン上で受講できるのがメリットです。

サービス名Cloud Campus(クラウドキャンパス)
提供プログラム
・DX基礎講座
・AIリテラシー入門
・ChatGPT活用法
・データ分析実践
・データサイエンス研修 など
料金7万円~/月
(年間84万円~)
研修プランのカスタマイズ不可
研修後のフォローなし
開発・運用支援なし

100種類以上の豊富な教材コンテンツが見放題になるので、リスキリングだけでなく日常的な業務研修にも使えるのがポイント。

毎月定額のシンプルな料金形態とサブスク型のお得感から、幅広い企業に支持されるようになりました。

ただし、既存の教材を活用するスタイルであるため、自社のためにゼロから研修プログラムをオリジナルで作るわけではない点に注意が櫃王です。

広く浅く学びたいときや、幅広いニーズがあるときに最適なサービスと言えるでしょう。

Progate(プロゲート)

Progate(プロゲート)はプログラミングスキル向上を目指す研修に強いサービスであり、初歩・基礎からプログラミングスキルを習得したいときに最適です。

サービス名Progate(プロゲート)
提供プログラム
・プログラミング入門
・プログラミング基礎 など
料金990円~/月
研修プランのカスタマイズ不可
研修後のフォローなし
開発・運用支援なし

そのため、自社開発できるようになりたいIT企業や簡単なシステムであれば外注せず内製化したいときにおすすめ。

実際にプロダクトを書きながら学んでいく実践式のスタイルと、イラストが多くてわかりやすい教材で人気を博しました。

初歩的なレッスンの一部は完全無料で提供されているので、お試しとして利用を始めてもよいでしょう。

ただし、プログラミングに特化したサービスなので、データサイエンスやDXなど他のジャンルには対応していません。

プログラミングだけ学べればいい!という場合には最高のコストパフォーマンスを提供するサービスなので、ニーズと照らし合わせてみましょう。

Aidemy(アイデミー)

Aidemy(アイデミー)では、DXやAIに特化した講座が学び放題になる学習プログラムを提供しています。

サービス名Aidemy(アイデミー)
提供プログラム
・生成AI活用法
・DXリテラシー
・はじめてのPython
・プロンプトエンジニアリング
・社内業務効率化 など
料金要問合せ
研修プランのカスタマイズ
研修後のフォローなし
開発・運用支援なし

対応しているカリキュラムの幅も広く、PythonなどAI開発向けのプログラミング言語を学べるものから、DXリテラシーやリスクマネジメントを学べるものまで多彩です。

初心者だけでなく管理職向けの研修も豊富なので、階層に合わせた研修にしたいときも役立つでしょう。

また、クライアントごとにオリジナルコンテンツを作成・配信することもでき、自社専用の教材を作ってほしいときにもおすすめです。

ただし、Aidemy Businessプラン(有料プラン)は原則として1年間での利用契約となるため注意しましょう。

無料体験もできますが、学習プログラムやサービス内容は限定されるため、ある程度長期的な取り組みにしたいときに検討しましょう。

i-Learning(アイラーニング)

i-Learning(アイラーニング)は、DX時代の人材育成向けに研修プログラムを提供しているサービスです。

サービス名i-Learning(アイラーニング)
提供プログラム
・ロジカルシンキング研修
・デザイン思考研修
・2時間で学ぶDX研修
・ビジネス数学力養成講座 など
料金・ゼロから学ぶ人工知能(AI) e-ラーニングコース:11,000円
・SQL言語の基礎 e-ラーニングコース:42,900円 など
研修プランのカスタマイズ
研修後のフォローなし
開発・運用支援なし

研修プログラムの幅が広く、新入社員向けのビジネス研修から管理職向けDX研修まで対応しているのがポイント。

実績のある標準カリキュラムをアレンジし、自社専用カリキュラムとして提供してもらえるカスタマイズもあります。

選抜研修や階層別研修としても活用できるので、理想的な研修プログラムが見つからないときに相談してみましょう。

また、eラーニングだけでなく対面での研修や出張研修にも対応しているため、フレキシブルな受講形態を求めるシーンで最適です。

insource(インソース)

insource(インソース)は社会人教育と人材コンサルティングをどちらも手掛けているサービスで、組織としての課題解決に至るまで伴走してくれます。

サービス名insource(インソース)
提供プログラム
・DX推進研修
・IT人材研修
・ChatGPT × Python研修
・ITパスポート試験対策研修 など
料金要問い合わせ
研修プランのカスタマイズ
研修後のフォローあり
開発・運用支援なし

講師派遣型研修では研修プログラムのカスタマイズもできるので、目標や悩みに合わせて相談してみましょう。

その他、eラーニング・動画教材など、社会人・企業向けの様々な研修を提供しています。

また、夜間の動画研修も多いので、忙しい社会人でも比較的参加しやすいのもポイント。

隙間時間を使ってリスキリングしたいときや、海外など時差のある地域で働く社員向けにも研修プログラム
を提供したいときに活用してください。

リスキリングの相談はDX人材育成研修プログラムで!

リスキリングを進めるための最適なサポートを受けたいときは、DX人材育成研修プログラムにご相談ください。

DX人材育成研修プログラムは、テクノロジーやイノベーションに特化したリスキリングプログラムを提供しています。

AI、IT、デジタルマーケティングなど、現代のビジネスシーンで求められるスキルを習得するためのプログラムが充実しているため、業種・職種を選ばずご活用いただけます。

また、リスキリングを終えた後の支援や開発・運用支援もしているため、リスキリングを経て新たな施策をしたいときにもおすすめです。